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BHI気液式大型シリーズ油圧バッファー

概 要
BHI気液式大型バッファーは世界トップレベルの気液緩衝技術を採用しております。最初、この技術は軍用航空機の降着装置に運用されたものであり、衝撃時に油圧オイルと窒素の相互協働により衝撃エネルギーを吸収することにより、小型ながら高エネルギーの特徴が持たされており、重工業の安全保護用の緊急制動分野に幅広く応用されております。特に港の機械や鉄道の車止め向けに完璧な解決案を提供しております。
 
エネルギー原理
バッファーが緩衝する際に、油圧オイルがオリフィスを流し通ることにより、粘性減衰力が発生し、衝撃エネルギーを熱エネルギーに変換させますが、圧縮窒素ライナにある窒素ガスがバッファーの位置エネルギーへ変換されて蓄積されます;戻り行程においては、圧縮された窒素ガスが膨張しながら位置エネルギーを釈放し、戻り行程における減衰力の仕事に抵抗しながら、一部の内部エネルギーを熱エネルギーに変換させます。
 
性能及び優位性
1.小型ながら、エネルギーは大きいので、緊急制動に運用されると安全性が確保されます。
2.BHIシリーズはカスタムメイド品として、お客様の応用モードに応じてオリフィスを設計したものであり、最適の緩衝・エネルギー吸収効果を実現しております。
3.該当設計はOSHA・AISE・CMMA標準及びその他のDIN・FEMの安全規程を満たしております。
4.同じシリンダチューブ及び行程の他の型番に比較すると、BHIの衝撃エネルギーを吸収する能力は2倍以上であります。
5.窒素ライナは緩衝減速の役割とピストンをリセットさせる機能を同時に持たされております。
6.シリンダチューブは特殊のエポキシ樹脂をスプレー塗装しており、ピストンロッドは硬質クロムめっき仕様でありますので、室外及び腐食性の高い環境でも使用することができます。
7.専用のパッキンと特殊な油圧オイルの組み合わせにより、標準動作温度範囲を(-10℃~60℃)から(-35℃~100℃)まで向上させることができます。
8.防塵カバー・安全ケーブルなど多様な付属品のオプションが可能であります。
9.お客様のニーズに応じて、特殊製品の設計サービスを提供しております。
 
型番選定例示

 

BHI気液式大型シリーズ油圧緩衝器バッファー
発注にあたり提出必要なアプリケーションデータ
移動物体の重量:W(kg)
衝撃速度:V(m/s)
定額外の駆動力(該当する場合):Fp(N)
併用されるバッファーの台数:n(台)
1時間当たりの衝撃回数:a(回数/1時間)br /> その他(例えば、温度、環境条件、標準など)

注:1.BHIシリーズ製品はカスタムメイド品であり、お客様からいただいたアプリケーションデータによってオリフィスを設計しております。
2.ホコリが多いなど過酷な環境で作業している場合、特にバッファーの寿命に対する要求が厳しい場合は、防塵カバーを用いてピストンロッドを保護するようにしてください。
3.取付位置の高さが2m以上である場合は、付属品である安全ケーブルをご使用して墜落事故を防止することを推奨いたします。

 
BHI気液式大型シリーズ油圧緩衝器
 
型番
緩衝行程
(mm)
S
1行程当たりの最大エネルギー吸収
範囲
(KJ/C)
ET
シリンダチューブの寸法
(mm)
ページ
BHI65x(行程)
50-100
4-8
65
42-44
BHI85x(行程)
50-100
8-16
85
42-44
  BHI100x(行程)
50-800
10-132
100
42-44
  BHI120x(行程)
100-1000
32-260
120
42-44
  BHI130x(行程)
250-800
100-270
130
42-44
  BHI150x(行程)
115-1000
62-510
150
42-44
  BHI180x(行程)
100-1000
80-720
180
43-44

 

 

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